![]() |
そんなある日 少女は初潮を迎えました 小さな子宮と卵巣は ふつうの女の子よりもずっと遅く 成熟したのです 少女は はじめ 自分の身に何が起きたか分からず ただうろたえるばかりでした |
![]() |
少女の口からそのことを聞かされた少年は 何も言わずに背を向けました 「ごめんなさい」 小声で謝る少女に 少年は 不機嫌な様子で 分かったから と繰り返すのでした じじつ、少年は苛立っていました 戸惑っている感情と 少女を「少女」として意識し始めた 自分自身に |
![]() |
月のものがおわると 少年はいつものように 少女の身を弄びました けれど以前のように理屈のない快楽を得ることは できませんでした 少女の表情も 声も 以前と変わらない筈なのに 胸をかきむしる痛みが 彼を押し止めます −この想いは、恋に似ている
そう気付いた少年は愕然となり
少女に対する態度は ますますかたくななものに なっていくのでした |
| +マエ+ +
モドル+ +
ツギ+ |